遠望の富士山
遥か彼方のダイヤモンド富士

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開けた関東平野の
今夕の雄大なショー

大きな耳
小さな口
優しい目
そういう人で
あり続けたい
昨日の朝
目覚めたら
芝生が白かった

これでも初雪かな

東京にしては寒い日

この後は快晴で
北風が吹きまくって
こちらの典型的な冬日

正月4日
都会のこの公園はまだ煌めいていた

墨を流したような空のもと
凍るような風の中
シャッターを切っていた


見る人たちの目は
キラキラしていて
頬は緩んでいた

レンズを長くして
寄ったアングルでのファインダー
シャッターを切りながら
≪世界の二酸化炭素排出量 70憶トン≫
≪自然界の二酸化炭素吸収量 30憶トン≫
が頭をよぎった
この煌めきが 明るさが 少し減っても
地球の元気が 明るさが 増えたほうが
なんて呟いて

そう呟きながら
巨大な光の下にいる自分は・・・
正月が
吹き抜けるように
去った公園

夕陽に
疎らな人たちの長い影
妙に落ち着いた空間
少しの時間ここに身置いて
淡い冬の陽を楽しむ
少し前
いやずっと前かな
だったら
とめどなく 湧き出るように
浮かんだ詩
あぁ空を眺めるだけのいま
歳を重ねすぎたかな
<17時からイルミネーション>
そんな看板を眺めながら
無為に時を過ごす
2007年12月31日
カチカチ山の頂上
寒さに震えながら<霊峰富士>を見た

2008年1月1日
まだ夜が明けやらぬ富士山

指先は凍えたように動かない

「逆さ富士」の湖面は穏やかに小波が
冬の遅い朝明け
頂上の冠雪の側面がピンクに染まってきた

鴨が湖面の「富士」を揺るがす


ゆっくりと空が明らむ
凍えた指先がますます動かなくなる

明けゆく2008年
「秀峰富士」を堪能した