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焔の向こうに広島平和記念資料館
土曜日の朝 たくさんの人がいたが館内は静かだ
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いつもの真夏の暑い朝 40万の市民が登校したり
出勤途上だったり家事の最中だったり 
家庭菜園でせっせと水やりしていたり
子供を公園のブランコであやしていたり…
市民のそんな日常の……
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市街の上空580mで炸裂した一瞬
原爆の中心温度何百万度 
地上への照射熱線五千度〜六千度爆風秒速四百メートル想像を絶する状況で
この街の形相は一変した
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<8時15分>で止まった大時計の前で
人たちは声もなく音も立てずに見入っていた
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熱線で皮膚が剥がれ指先の爪で留って垂れ下がる
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皮膚に焼きついた着物の柄
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高熱で溶けかかった物たち

悲惨の展示は続く

コレガ人間ナノデス    
         原子爆弾ニ依ル変化ヲゴランクダサイ
         肉体ガ恐ロシク膨張シ  
         男モ女モスベテ1ッノ型ニカエル
         オオソノ真黒焦ゲノ滅茶苦茶ノ
         爛レタ顔ノムクンダ口カラ洩レテ来ルノハ
         「助ケテ下サイ」
         コレガ  コレガ人間ナノデス
         人間ノ顔ナノデス

            「夏の花」 原 民喜

重い足取りで歩を進める

台の上のノートに

“国境も 武器も 宗教もみんな人が作った 
そして それが争いになった  
戦争が 戦争がみんな悪い  
でも  
救いはある  
人には 英知がある 愛がある”

と前に来た時に書いたが

今回は
「涙を拭って 前に進もう」

とだけ記して出口に向かった


2007.09.26 Wed l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
朝の広島駅前は

暑く賑やかだ
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新旧さまざまな型の市電が行き交う

市電に乗ってドームへ向かい
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<原爆ドーム前>で降りた

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橋を渡ってドームに

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何年か前にしっかり目に焼きつている姿がそこにあった

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この日の周囲は空は穏やかだ

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この建物が訴え続ける『悲惨』を思う

思うこといっぱいで歩を進める
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人類の過ち・・・
それはあまり大きな代償を伴った

ファインダーを覗きながら

“過ちを繰り返さないよう”我々は何をしてきたか 

何が出来たか

自問しながら黙して頭を下げる

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≪原爆の子≫“祈りの像”“平和の塔”たくさんの像が建っている

その周りには夥しい数の折り鶴がうずたかく置かれていた

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一つ一つに込められた祈りが伝わってくる 

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12才で散った少女サダコ

“原爆の子”の像は彼女がモデル
 
彼女が折った鶴が資料館に飾られている

『990まで折った折り鶴
 1,000まで後10を残して散った少女』

世界中で「サダコストーリー」として学校の教材にもなっている

この日も暑い

あの日のように



2007.09.25 Tue l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
もう何時間もここにいる

店前で焼くカキの薫りにつられて

焼き牡蠣を食べた

真夏ような太陽が

鳥居の向こうへ落ち始めた

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海岸に陣取り<定点観測>を決め込む

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陽は鳥居をめがけて落ちてきた

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シャッターを切り続けた

岸壁はカメラやケータイカメラが列をなしていた

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やがて空を茜色に染めて

天体ショーも終焉を迎えた

風景が墨色に染まるころ

世界遺産の社はくっきりと浮かび上がる

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ライトアップされて鮮やかさを増した<朱>の鳥居

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そんな光景を脳裏に納めながら

広島駅近くのホテルへ急ぐ



2007.09.23 Sun l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
まだ空が明るいうちに<安芸の宮島>へのフェリーに乗れた

ここの象徴海中の鳥居は

潮が引いていて「陸上」にあった
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ぬかるむ砂地を歩く
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何回目かの訪問だが

歩いてこの鳥居まで行けたのは今回が初めて

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ハイな気分でやたらシャッターを切っていた
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遠望する社まで砂地を歩く

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のどかな気分で社殿に

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朱の列柱を縫って歩く

外国の観光客が目立つ

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1400年の歴史持つ厳島神社

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世界文化遺産にもなってるここについては

多くを語る必要もないだろう

多分ずいぶんの時間社殿内を歩いていたのだろう

外へ出たら

巨大鳥居は完全に水面の中だった

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気ままな旅

ここで陽が没するまで居ることになる


2007.09.22 Sat l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
錦帯橋周辺の整備された公園を通って

「岩国城」へのロープウエーに乗った
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高低差170m

411mを3分で頂上に着く

錦帯橋を眼下に
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レンズを長くして引いてみた

河原から見えるよう位置に(観光用?)作ったという

物見やぐらからの眺望は

錦帯橋 市街をはさんでさらに遠くに光る海面
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陽に映えて絶景

さまざまなアングルからそれなりのコマ数を写し取って

群青の空に映える錦帯橋と別れを告げ

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広島に向かう


2007.09.20 Thu l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
岩国市の錦川に架かる

日本三大名橋といわれる木造アーチ橋 錦帯橋
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薄暮の錦帯橋は静かに優美な姿で迎えてくれた
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<ここへ300円を入れてください>時間外で?係員がいない入口の箱へコインを

平日の夕暮時でか人もまばらな橋を渡る
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こちら側は夕陽を浴びて浮き上がっていた

錦帯橋
5連のアーチ、全長193.3m、幅員5m
継手や仕口といった組木の技術によって造らている木造橋
中国の西湖にある「錦帯橋」をモデルにして1673年に架橋されたらしい
増水によって幾度かの流失の歴史を経て近くは2005年に修復され現在の姿に

辺りは暗さを増してきた
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数基のライトに照らされてる橋を後にした

朝ホテルを出て再び錦帯橋へ
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抜けるような青空だ

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カメラを構えて足場の悪いい河原を行き来する
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心は嬉々としてまさに<青春18>
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陽も高くなって人も増えてきた

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丘の上に見える「城」に行こうと

「錦帯橋・ロープウエー・岩国城がセットになったチケット(¥930)を持って

ロープウエー駅に

途中<名物>に出会う
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現在1000匹(野生でも100匹いるという)いるという≪白蛇≫

貴重な文化財ということだった




2007.09.19 Wed l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
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レトロ門司

門司港駅からスタート

と云っても<鈍行列車旅>が目的で

丹念な「観光」でなく駆け足にならざる得ない

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門司港駅 国の重文に指定されている

大正時代の木造建築という

駅舎内もレトロ感いっぱいなようだ
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テーマパークのような門司港を歩く

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旧門司税関 明治時代の煉瓦造り

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館内に入り それなりに展示物を閲覧した

国際友好記念図書館 この建物はレプリカだ
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旧門司三井倶楽部 大正時代の建造物で 国の重文
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館内に当時の家具調度が保存されている

暑いこの日 こんなバスに
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バブルをいっぱいにして浸かってみたい

他にもたくさんのレトロな建造物がある

バナナのたたき売りもここが<発祥の地>となっていた

みやげ物屋はいつも素通りだが

ここでも下関と同様「ふぐ」(フク)が溢れんばかり

昼をまわったころ

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門司港に別れを告げて

まだ見ぬ錦帯橋を目指して

岩国へ向かった

2007.09.18 Tue l 写真 l COM(2) TB(0) l top ▲
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関門橋は厚い雲被っている

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高台の石段を一気に登って

見渡す先は右に門司を遠望する

中望遠レンズでファインダーを覗いて

<レトロ門司>を引き寄せながら
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海風をいっぱいに吸い込んだ

この風景に溶け込んで

コーヒーとパンで一息つく

見上げる空はいつの間にか真っ青な空に
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灰色だった水面もコバルトブルーに変わった

再び地下人道へ
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海底道をゆっくり歩いて

九州(門司)を目指へ


2007.09.16 Sun l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
朝見る関門橋は

雲を敷き詰めた空をよぎって力強い
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いよいよ<関門海峡を歩いて渡る>・・・・
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人道入口からエレベーターで30秒

地下深く降りると
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一直線に伸びた人道「下関」へ

約800mの地下道を歩く

少々蒸し暑く 気のせいか息苦しく感じる
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中ほどで海底深く(海面下45m)県境を跨ぐ
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これが今回の旅の目的の一つなので

感動!

上を車道が走るのだろう

ゴォーゴォーと音がする

途中何回か同じ顔ぶれとすれ違う

ジョギングしている人たちだ

関門橋が見え爽やかな海風が吹く外を歩かずに

ここでのウォーキング 何か理由がるのだろう

初めての海底道を歩く感動を噛みしめながら

下関の地上を目指す




2007.09.15 Sat l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
東京(23:10発)→大垣(6:55着・7:00発)→米原(7:34着・7:48発)
姫路(10:18着・11:06発)→相生(11:25着・11:26発)
岡山(12:31着・12:43発)→下関(19:18着・19:27発)→門司(19:33着)

<ムーンライト・ながら>は全車指定で

大垣(豊橋)まで平日350円の指定券で乗れる

一か月前の発売日に完売するらしい人気列車

この日も満席をアナウンスしていた

5分の待ち合わせで東海道本線・普通で米原まで(34分間)
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ここで2回目の(14分待ち)乗り換え(7:49発)

東海道本線・新快速で姫路に向かう

青春18キップの1枚でどこまで行ける?〜

の行程は慌ただしい乗継

6回の乗り換えでただひたすらに列車に乗り続ける

途中駅での乗降客の人間模様

窓外を走り去る風景

楽しい20時間だ

夜の帳の下りた門司に着いた
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関門橋が闇の中に浮かんでいた


2007.09.13 Thu l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲
「ムーンライト・ながら」大垣行は

車窓に滝のような雨を受け

台風から逃れるように疾駆

深夜0時少し前に車掌の検札が来た

東京23時10分発だから小田原辺り?で日付が変わる

小田原位までの運賃をを別払いすると

青春18キップへの押印は一つで済む

で、青春切符1枚で門司まで行けることになる

大垣まで少しでも寝ようと

座席をいっぱいに倒し寝に入る

何時間経ったろう

ウトウト眼で窓外を見ると陽が昇り始めていた
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大垣は間近
日付変わって6日6時55分 定刻通りに列車は大垣に着いた
2007.09.12 Wed l 写真 l COM(1) TB(0) l top ▲
久しぶりに東京を直撃しそうな台風から

逃れるように5日夜 旅立つ
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横なぐりの豪雨の合間を見て東京駅へ

時間があったので近くの丸ビルで展示されていた

モアイ像を垣間見る
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ビル内の一角にチリから来た高さ3m 重さ6tのモアイ像があった

その見開いた目に送られて

東京駅10番線へ向かった

23時10分発で<青春18キップ>の旅
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大げさにいえば人生初めての鈍行列車旅

20時間23分 6回の乗り継ぎで一路九州・門司へ
2007.09.11 Tue l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲