「家の前の道に、少々改造したワゴン車。
 昼の1時間アイドリングしたまま、多分昼食だろう。
 うるさくてたまらない」
「で、どうした?」
「暑いのに部屋の窓を閉めて、我慢した」
「アイドリング・ストップ!って云えばよかったのに」
「今、そんな時代か?云える世相か?」

「道端で中学の制服を着けた少年が、 タバコを吸っていた」
「なんと云って注意した?」
「黙って通り過ぎてきた」
「子どもとはいえ、最近刃物を持ってるヤツもいる。
 逆恨みでケガをさせられるかも・・・」
「叱ってほしい者もいるだろうに」
「いきなり向かってくるかも知れじゃないか」

ひっきりなしに人の行き交う、繁華街のオープンテラス。
こんな会話が続いて、卓上のコーヒーはすっかり冷めていた。
2005.06.06 Mon l 写真 l COM(0) TB(0) l top ▲